四緑木星(しろくもくせい)の2027年は、九紫火星が中央に入る年盤の中で南の「離宮(りきゅう)」に入る年です。離宮は「注目・名誉・決断」の場所とされ、9年の流れでは頂点にあたると読まれることが多い位置です。ただし2027年の南は暗剣殺(あんけんさつ)の方位にもあたるため、目立つ場面ほど慎重さが求められる年と考えられます。
月ごとに見ると、2月と11月が動きやすい月です。慎重に過ごしたいのは8月と7月です。この記事では、月別の運気の上下を早見表にまとめ、2025〜2029年の流れ、流派で読み方が分かれる点、気をつけたい方位、風水財布を新調するならどの月が考えやすいかまで整理します。
なお、九星気学は占術であり、ここで扱う「運気」は科学的に証明されたものではありません。予定を考えるときの一つの目安として読んでいただければと思います。
まず確認:四緑木星の生まれ年と「立春前生まれ」の注意
九星気学の1年は1月1日ではなく、立春(例年2月4日前後)から始まります。1月1日〜立春の前日までに生まれた人は、前年の星になります。別の星の運勢を読んでしまわないよう、最初に確認しておきましょう。
| 生まれた年 | 補足 |
|---|---|
| 1933年・1942年・1951年・1960年・1969年 | 各年の立春以降〜翌年の立春前日まで |
| 1978年・1987年・1996年・2005年・2014年・2023年 | 各年の立春以降〜翌年の立春前日まで |
たとえば1997年1月20日生まれの人は、立春前なので1996年扱いとなり、四緑木星です。逆に1996年1月20日生まれの人は1995年扱いになるため、四緑木星ではありません。立春の日付は年によって2月3日〜5日の間で動きます。境目の日に生まれた人は、国立天文台の暦で確認すると確実です。
2027年の四緑木星はどんな年?離宮回座と暗剣殺の意味
離宮回座・九紫同会:注目と決断の年
2027年(丁未)の年盤では、九紫火星が中宮(中央)に入り、四緑木星は南の離宮に回ります。これを「離宮回座(りきゅうかいざ)」と呼びます。
離宮はもともと九紫火星の定位置(本来の場所)です。そのため、離宮に入った星は「九紫同会(きゅうしどうかい)」とも表現されます。九紫火星が象徴する注目・名誉・知性・決断・離別・隠れていたことが明るみに出るといった意味合いを受けると解釈されます。
9年の運気の流れでは、離宮は「頂上」にたとえられることが多い位置です。2026年の北東・艮宮(変化・切り替え)を経て、2027年はこれまで積み上げてきたことが評価として表に出やすい年と読めます。
暗剣殺を帯びるとはどういうことか
2027年の年盤では、五黄土星が北に入ります。その反対側にあたる南が、この年の暗剣殺の方位です。四緑木星はちょうどこの南に入るため、2027年は本命星が暗剣殺を帯びる年になります。
暗剣殺は九星気学で、自分の不注意よりも、周囲や外部から思わぬトラブルが及びやすい凶殺とされます。離宮の「注目される」性質と重なるため、評価される場面がある一方で、言動が想定以上に目立ったり、隠していたことが表に出たりしやすい年回りと読む解説が多く見られます。
ただし、暗剣殺の年だから悪いことが起きると決まっているわけではありません。目立つ場面ほど準備と確認を丁寧にする、と受け止めておけば十分だと考えます。
四緑木星らしい2027年の過ごし方
四緑木星は「風」「縁」「信用」「調和」を象徴する星とされます。人と人をつなぐのが本来の持ち味なので、2027年はその信用が評価として見えやすい反面、関係の整理や別れが起きやすい年とも読めます。
九星気学の象意に沿って考えると、2027年は次のような過ごし方が合っていると考えられます。
- これまで続けてきたことを形にし、評価の場に出す
- 契約や約束ごとは書面で確認してから進める
- 人間関係で無理に続けてきたものがあれば、穏やかに整理する
四緑木星2027年の月別バイオリズム(早見表)
九星気学では、月の区切りも暦の「節入り」で切り替わります。下の表の期間は、国立天文台が公表している2027年の二十四節気の日付をもとにしています。
「目安」は、各月に四緑木星が入る宮の意味を5段階に単純化したこの記事独自の指標です。流派や鑑定士によって吉凶の読み方は異なるので、絶対的な評価ではありません。予定の強弱をつけるための参考としてご覧ください。
| 月 | 期間(2027年) | 四緑木星の位置 | 目安 | 過ごし方のヒント |
|---|---|---|---|---|
| 1月 | 1/5〜2/3 | 震宮(東) | 3:普通 | 九星気学ではまだ2026年の扱い。計画を少しずつ形にする準備期間 |
| 2月 | 2/4〜3/5 | 巽宮(南東) | 5:好調 | 四緑木星の定位置。縁や信用が整いやすく、1年の目標を決めるのに向く |
| 3月 | 3/6〜4/4 | 中宮(中央) | 3:普通 | 転換期。注目されやすい反面、空回りしやすい。新規より継続を優先 |
| 4月 | 4/5〜5/5 | 乾宮(北西) | 4:やや好調 | 充実と決断の月。責任ある役割や仕事の話は前向きに検討 |
| 5月 | 5/6〜6/5 | 兌宮(西) | 4:やや好調 | 楽しみやお金の動きが増える月。交際費の緩みに注意 |
| 6月 | 6/6〜7/6 | 艮宮(北東) | 2:控えめ | 変化と切り替えの月。大きな方針転換は慎重に |
| 7月 | 7/7〜8/7 | 離宮(南)※月盤でも暗剣殺 | 2:控えめ | 年と同じ離宮に入り、月盤でも暗剣殺。目立つ言動や重要な契約は確認を丁寧に |
| 8月 | 8/8〜9/7 | 坎宮(北) | 1:低調 | 休養と振り返りの月。無理に動かず、体調と生活リズムを整える |
| 9月 | 9/8〜10/7 | 坤宮(南西) | 2:控えめ | 地道な準備の月。家のことや基礎固めに時間を使う |
| 10月 | 10/8〜11/7 | 震宮(東) | 3:普通 | 動き出しの月。温めていた計画を少しずつ実行 |
| 11月 | 11/8〜12/6 | 巽宮(南東) | 5:好調 | 2月と同じく定位置。1年のまとめと、2028年に向けた人間関係の整理に |
| 12月 | 12/7〜2028年1月の小寒前日 | 中宮(中央) | 3:普通 | 3月と同じく転換期。新しく始めるより1年の総括を |
※1月1日〜1月4日は、九星気学では2026年12月の扱いです。
※2028年1月の小寒の日付は、国立天文台の2028年暦要項(例年2月ごろ公表)で確認してください。
動きやすい月:2月・11月を中心に、4月・5月も
2月と11月は、四緑木星が自分の定位置である巽宮(南東)に入る月です。九星気学では、本命星が定位置に戻る時期は持ち味を発揮しやすいと読まれます。2027年の中では、人との縁や信用にかかわることを進めやすい月と考えられます。
暗剣殺の年でもあるので、ここで大きな賭けに出るより、1年の方針を決める(2月)、1年をまとめて2028年に備える(11月)という使い方が無理のない選択だと思います。春の4月・5月も比較的安定した月なので、2月に決めたことを実行に移す期間にできます。
慎重に過ごしたい月:8月と7月(6月・9月も控えめ)
8月は北の坎宮に入り、2027年の中で最も控えめな月です。坎宮は「冬・休息・水面下」を表す場所とされ、表立って動くより休んで計画を練る時期と読まれます。
7月は、四緑木星が年と同じ離宮に入ります。さらに月盤でも暗剣殺にあたるため、年の注意点が重なる月です。人前に出る予定や大事な契約がある場合は、事前の確認を普段より丁寧にしておくと安心です。
どちらも「悪いことが起きる月」と決めつける必要はありません。大きな買い物や契約を予定しているなら、時期をずらせるか一度検討してみる、くらいの距離感で十分だと考えます。
2025〜2029年の流れで見る2027年の位置づけ
1年単位で並べると、2027年がどんな位置にあるかが分かりやすくなります。
| 年 | 中宮の星 | 四緑木星の位置 | 一般的な読み方 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | 二黒土星 | 兌宮(西) | 実り・楽しみの年。人付き合いやお金の動きが増える |
| 2026年 | 一白水星 | 艮宮(北東) | 変化・切り替えの年。方向転換や見直しが起きやすい |
| 2027年 | 九紫火星 | 離宮(南)・暗剣殺 | 注目と決断の頂上期。ただし暗剣殺を帯び、慎重さも必要 |
| 2028年 | 八白土星 | 坎宮(北) | 冬・休息の年。内面を充実させる時期 |
| 2029年 | 七赤金星 | 坤宮(南西) | 土台づくり・準備の年 |
この流れで見ると、2027年は運気の山の頂上にあたり、翌2028年は休息の坎宮に入ります。そう考えると、2027年は「ここから大きく広げる年」というより、これまでの成果をまとめて、次の休息期に備える年と捉えるほうが、流れに合っていると思います。四緑木星が再び定位置の巽宮に入る年は2031年に巡ってきます。
家族や身近な人の星と見比べたい場合は、同じ2027年でも星によって入る場所がまったく違う点が参考になります。六白金星は南西の坤宮に入る「土台の年」なので、比べると対照的です。六白金星のバイオリズム2027|月別グラフと年運の流れ・財布を新調する時期
流派で読み方が分かれるポイント
九星気学は、流派や鑑定士によって吉凶の判断が分かれます。2027年の四緑木星について、読み方が割れやすい点を整理しておきます。
- 離宮の年を「頂上運」と読むか「離別の年」と読むか:離宮を9年の頂点として華やかに読む立場がある一方で、離宮の「離」の字から、別れや露見に注意する年と読む立場もあります。
- 暗剣殺をどこまで重く見るか:暗剣殺を帯びる年は大きな決断を控えるべきとする解説もあれば、方位の凶殺として主に移動の判断に使い、年運全体はそれほど悪く読まない解説もあります。
- 中宮に入る月(3月・12月)の評価:中宮を「頂点・注目の場所」と読む立場と、「八方塞がり」として慎重に過ごすべきとする立場があります。この記事では中間をとって「普通」としています。
どの読み方が正しいと決めるより、複数の見方があることを前提に、自分の予定に合う解釈を選ぶのが現実的だと思います。特定の鑑定士の解説を頼りにする場合は、その流派の考え方も合わせて確認しておくと安心です。
2027年に四緑木星が気をつけたい方位(本命殺・暗剣殺ほか)
引っ越しや旅行の方角を気にする人向けに、2027年の年盤で四緑木星が一般的に避けるとされる方位をまとめます。
| 方位 | 理由(2027年の年盤) |
|---|---|
| 南 | 本命殺(四緑木星が入っている方位)・暗剣殺(五黄殺の反対側) |
| 北 | 本命的殺(本命殺の反対側)・五黄殺(五黄土星が入る方位) |
| 北東 | 歳破(未年の反対側にあたる丑の方位) |
四緑木星と相性がよいとされる星は、一白水星・三碧木星・九紫火星です。2027年は九紫火星が中宮に入り、三碧木星は歳破の北東に入ります。そのため、年単位の吉方位の候補は一白水星が入る北西に絞られます。ただし、実際の吉方位は月盤との重なりや流派の判断で変わります。引っ越しなど大きな移動では、月ごとの確認も行ってください。
風水財布の新調・使い始めは何月がいい?運気の波からの考え方
このブログは風水財布をテーマにしているので、2027年の運気の波と財布のタイミングについても整理しておきます。先にお伝えしておくと、財布を替えたからといって金運が上がるという保証はありません。ここでは「気持ちを切り替える節目をどこに置くか」という視点で考えます。
| 考え方 | 候補の月 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 年の始まりに合わせて新調する | 2月(立春以降・巽宮) | 定位置の月に1年の目標や貯蓄方針を決め、財布と一緒にスタートしたい人 |
| 春の安定した時期に替える | 4月(乾宮)・5月(兌宮) | 2月は忙しいが、春のうちに切り替えたい人 |
| 1年のまとめとして替える | 11月(巽宮) | 2028年の休息期に向けて、年内にお金の使い方を整えておきたい人 |
| 避ける・先送りを検討する | 8月(坎宮)・7月(月盤の暗剣殺) | 運気の波を重視する人。気にしない人は無理に避けなくてよい |
購入日と使い始めの日を分けて考えるのも一つの方法です。気に入った財布を見つけたタイミングで購入しておき、使い始めだけを2月や11月にそろえるやり方なら、運気の目安と実際の予定を両立しやすいと思います。
財布の色選びで迷っている方は、色ごとの考え方を一覧で確認しておくと選びやすくなります。こちらは2026年版の内容なので、2027年に使う場合は基本の考え方を参考にしてください。【2026年】金運が上がる財布の色一覧|避けた方がいいNGカラーも解説
2027年は注目と整理の年です。新しい財布に替えるなら、中身を整理して、使っていないカードやレシートをため込まないといった習慣づくりとセットにするのが、この年の象意に合った使い方ではないでしょうか。財布の置き場所まで整えたい方は、こちらも参考になります。「財布の置き場所」で忘れ物ゼロ!風水も学べる収納術【完全ガイド】
李家幽竹さんの風水を参考にしている方は、2027年版の本の発売情報もあわせて確認しておくと、色や方位の考え方を比べやすくなります。李家幽竹さんの幸せ風水2027年版はいつ発売?公式発表前の情報まとめ
よくある質問
四緑木星の2027年は悪い年ですか?
悪い年と断定する必要はありません。離宮は注目や評価が得られやすい頂点の位置とされます。暗剣殺を帯びるため外からのトラブルには注意が必要とされますが、準備と確認を丁寧にすれば、成果をまとめる年として前向きに使えます。
四緑木星の2027年でいちばん良い月はいつですか?
この記事の目安では、四緑木星が定位置の巽宮に入る2月(2/4〜3/5)と11月(11/8〜12/6)です。ただし、吉凶の判断は流派で異なるため、ほかの鑑定と見比べて使ってください。
暗剣殺の年に引っ越しや転職をしても大丈夫ですか?
九星気学では、暗剣殺の年は大きな決断を慎重にするよう勧める解説が多く見られます。ただし、生活や仕事の事情を優先して問題ありません。気になる場合は、引っ越し先が凶方位(南・北・北東)にあたらないかを確認したり、時期を動きやすい月に寄せたりするとよいでしょう。
2028年の四緑木星はどうなりますか?
2028年は八白土星が中宮に入り、四緑木星は北の坎宮に入ります。坎宮は「冬・休息」の場所とされ、表立って動くより内面を充実させる年と読まれることが多いです。2027年のうちに成果をまとめておくと、流れに沿いやすくなります。
まとめ:2027年は注目と決断の「頂上の年」、ただし暗剣殺に注意
- 2027年の四緑木星は南の離宮に入り、九紫同会として「注目・名誉・決断」の象意を受ける年
- 同時に、2027年の南は暗剣殺の方位にあたるため、目立つ場面ほど準備と確認を丁寧に
- 動きやすい月は2月・11月(巽宮)、慎重に過ごしたい月は8月(坎宮)・7月(月盤でも暗剣殺)
- 2028年は休息の坎宮に入るため、2027年は成果をまとめて次に備える年と考えると流れに合う
- 吉凶の読み方は流派で分かれるため、複数の見方を前提に参考程度に使う
- 財布を新調するなら2月・4〜5月・11月を節目の候補にし、中身の整理とセットで
運気の波は、行動を縛るものというより、予定にメリハリをつけるための目安です。2027年は評価される場面を大切にしながら足元の確認も怠らず、落ち着いて1年をまとめていきましょう。
出典:二十四節気の日付は国立天文台「令和9年(2027)暦要項」による。月別の目安指数は九星の宮の象意をもとにした本記事独自の整理で、執筆時点(2026年10月時点)の内容です。

